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"花びら餅"数日間の幻の和菓子

執筆者の写真: tenmeidotenmeido

明けましておめでとうございます。

本年も何卒宜しくお願い致します。


昨年は想像を絶する世界的な混乱があり、そして新しい年が始まりました。


それでも生活の中で明るく楽しい事を見出しながら、前を向いていきたいものです。

沢山の物事の"あり方"が変化する中で、"食べる事"は我々人間にとって普遍的な事。


そこに私達日本人は"季節"を感じ、味わうことが出来る。

本当に豊かで幸せな事だと実感します。


1月の天明堂にはとっても可愛い和菓子が登場します。


"いちご大福" そして


"花びら餅"



特にこの花びら餅は数週間店頭に出る希少な和菓子なのです。


平安時代の新年行事・宮中で行われていた"歯固め"の儀式を簡略化したもので、正月で用いた食材を使って雑煮の中身をお菓子に表現した【花びら餅】なのですね。

長年宮中のおせち料理の一つと考えられてきたそうです。


ごぼう、味噌あん、お餅の何とも言えないコンビネーション。

花びら餅で新春を感じてみてはいかがでしょうか。

 
 
 

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