桜餅も終わり、店頭には柏餅が並び始めた今日この頃。
この時期になると田舎の方では初節句のお祝いに
子供の名前を書いた大きな矢旗が立ち始めます。
節句の内祝として使う風習があり、
ひと昔前は必ずと言っていいほどお席を準備し、
沢山親せきを集めお祝いしていたので
和菓子屋さんは沢山の鯉を作っていたのです。
当時の子供たちが
「また鯉かよ、、><」とうんざりするほど
登場頻度が高かったようです^^;
・・☆・・☆・・☆・・☆・・
祖母の話によると、
昔は矢旗が立ち始めるとリアカーを引いて
祖父と二人で営業に回っていたとか!
鯉を作る為に、庭に池を作り本物の鯉を買って研究していた祖父。
腕に自信があった彼は、
ある日、値切りをしてきたお客に腹を立て、
二度と営業には回らないと決心したという😅
そんな頑固エピソードもあったり、、、
今では作るお菓子屋も減り、大変稀少な
【出世鯉】
鯉を食べるとはなんぞや??と、気になる方は
こちらをご覧ください
若い方や県外からお嫁に来られた方はまず知らないので、
おじいちゃんおばあちゃんがご注文に来られることが多いですね。
懐かしく自宅用に買われるお客様も。
遠くにすむ子供さんやお孫さんへ送られる方(冷凍発送)もいらっしゃいます。
食べるにはリアルすぎますが^^
とっても美味しいですよ。
この時期だけの高級和菓子、話のタネにいかがでしょうか?
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